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「グリコのお菓子」

 もうすぐ年末。協会の年賀状の発送準備は終わりましたが、みなさんはいかがでしょうか?
私は、まだ全然準備してません。ちょっとあせらなきゃ…。

 さて、今回の話題は、グリコのお菓子です。

          

これぞまさしく、日本人の道徳心に頼り切ったすごい販売法!! 「富山の置き薬式」(と、言っても、若い人には分からないかもなぁ…)

引き出しの中にチョコやビスケットが入っているので、上のカエルの口に100円入れて、好きな物を1個取るのです。しかも完全自己申告制。見ている人がいなければ、悪魔の声が聞こえてくるシステムですね。
定期的にグリコの人が来て、代金の回収・商品の補充をやっていきます。もちろん誤差がでることもあるそうですが、そこはあきらめるそうです。協会には一切利益は入ってきませんが、小腹の空いた時に、みなさんの役に立てばと契約しました。

 しかしこのシステムの本当にすごい所は、代金投入用のカエル君。これが素晴らしくチャチい!!

   
 
 ふざけた顔してますが、ただ本体に差し込んであるだけ。軽く引っ張れば抜けます。裏にプラスチックの栓がついているだけの、銀行の景品の貯金箱よりセコい代物。最初にグリコから話を聞いたときは、代金箱にはカギぐらいついているだろうと思っていたのですが、実物を見てビックリ。持って行こうと思えば、いくらでも……といった状態です。

 この販売法が成立しているんだから、まだまだ日本は正直な人が多いですね。
まぁ、協会に出入りしている人はだいたい顔や名前が分かっていますから、ある時無くなったら、「あいつじゃないか?」という噂がでそうで、多分そういう心理も働いているんでしょう。何にせよ、みんなで正直に、食べましょう。 
 ちなみに、リクエストカードもあって、商品の要望にも応えてくれます。 がんばってますねぇ、グリコさん。


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