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コラム24 私の推薦図書Ⅱ


 コラム7で、私の大きな参考書となった書籍を紹介したが、その第2弾として紹介したい。これら書籍はコンディショニングに直接関係するものではないが、私自身は常々「ホリスティック・コンディショニングに活用している」ものである。評価・判断はこれをお読みになった方が下せばよいとの思いに至り、特に通常の範囲を逸脱した感のある書籍を紹介したい。
 といっても怪しげな書ではなくて、読むだけで自分の波動が高まるであろうと思われるものである。良書とは、その本を手にしただけで、良いエネルギーが伝わってくるものであり、そうでない本とは明らかな違いがある。だが、そのエネルギーの伝わり方は個人差があるようだし、また同じ人でも、波動の伝わり方が状況や体調によっても異なるようである。
 したがって、これをお読みいただいた全ての方が、共通して『良書』とは言い切れないので、あくまでも参考図書として捉えていただきたい。

 「波動の法則」
 この書籍名は、私の今までのコラムの中でも再三触れてきた。紹介することについて最も迷った書籍であるが、やはり良書であるので、一読をお奨めしたい本である。

 私は、常に書籍を購入するときに、「自分への適、不適」を基準として選んでいる。次々と気の向くままに購入している関係で、常に10冊以上の未読書籍が積まれている。自分の書棚から、どの本を今読むべきかをチェックしながら、乱読している。それでも意に反する本も少なくなく、本書を初めて読んだとき、あまりにも「荒唐無稽」なことが書かれているので(そのときは、そのように感じた)、書棚に積み重ねてしまったものである(いずれ廃棄処分となる運命にあった)。ところが、他の書籍で本書のことがたびたび登場することから、視点を変えてあらためて読み返してみると、その内容の凄さを実感するに至り、読み返す度に感銘を受けるようになった。以来、私の座右の書に加えられた。

 はじめから「こんなバカな事が・・・」と、先入観が入ってしまうと、その全てが荒唐無稽な駄本に映る。だが、「これは凄い!」と感じ入って読むと、本当にその凄さが読み取れるようになる。
 波動に関する書籍は、かなり手にしてみたが、その大半が「自分には合わない」という感じであった。一部には参考となるものがあっても、著書の先入観なり人間性なりが反映してしまい、自分の感性には響いてこないのである。が、本書は『波動』という言葉を表題としながらも、異質である。

 恐らく、多くの方が本書には違和感を覚えると思われる。宇宙語とか「電子がスタディして・・・」などの言葉に戸惑いを持たれると思う。その一方で、本書を紹介したある方は、手に取った瞬間に
「凄い霊気というかパワーを感じた・・・・・・」
 という方もいる。
 濃い緑色の表紙である本書を手にすると、敏感な方はそれなりの反応があると思われる。本から強いパワーが伝わってくるのが判るらしい。
 アドバンス・アカデミー受講して、定期的に私の調整を受けに来るS氏は、本書を手にして以来、少なくとも毎月2回は全文を読み直しているという。その都度、新たな感銘を受けると言っていた(因みに彼は、パーソナルトレーナーにデビューして、わずか1ヶ月で100万円の大台を突破している。)

 さて、本書には、
□ 潜在意識をコントロールするのは、膵臓である。
□ 脾臓や盲腸(虫垂)は、外部からの情報をキャッチする器官である。
□ 全ての物質は、原子核から成るが、それは意思を持つ『陽子』と意識を持つ『中性子』より成る。それが、愛と調和の素になっており、完全なる調和は原子核と相似した楕円の立体である。また、それらを構成するクオークは、あまりに小さく測定不能。これが全てに充満している。
□ 水はH2Oであるが、純水は電気分解するのでエネルギーが加わっており、本来の水とは異なる。したがって・・・・。
□ (自分の発する)周波数を、高めなくてはならない。現在、地球の周波数が低下している・・・・・・。
□ エネルギーを発現する図形
 など、様々な観点からの解説がなされている。
 このような視点に立つことによって、今まで読み取れなかった身体上の事象が氷解した、ということが幾度となくあった。

 例えば、人の脾臓や盲腸(虫垂)にパワーを送り込むと、身体の他の組織全体が反応する。具体的には―――「このままでは、脊柱が湾曲する」という情報を流すと、直ちに脊柱は湾曲し始めるし、「○○の摂取を止めれば、この側湾は正常化する」とのパワーをここに送り込めば、その通りに身体は動き始めるのである。
 このようなことは、ホリスティック・コンディショニングに習熟していないと理解されないかもしれないが、思いもしなかった反応が示されるのは事実である。ホリスティック・コンディショニングの講習現場では、似通ったことを幾度も行っているし、公認ホリスティックコンディショナー・レベルの方には、
「当たり前の現象」
 として捉える方も少なくない。

 本コラムを執筆している平成20年2月現在、まだ脳脊髄液からの情報をキャッチできる能力が身についていないが、『波動の法則』では、次のように述べられている
● 脳脊髄液は、その人の過去及び未来の全ての情報が入っている。
 この文言に基づいて、
 今なお自分の『未来情報』をキャッチすべく、未知なる分野へのアプローチを続けている。
 実際、脳脊髄液の波動そのものはキャッチできるようだが、それを分析できる能力が開発できないでいる。私の代で人の未来に関わる情報は引き出せなくとも、次ぎの代、あるいはその先で、いずれは脳脊髄液からクライアントの過去から未来までの情報を読み取ることによって、現在から将来に向けて踏み込んでいく、新しいアプローチの『ホリスティック・コンディショニング』が完成する日がくるかもしれない。
 「脳脊髄液は、その人の過去及び未来の全ての情報が入っている」ということが間違いないのであれば、「その先にある究極のコンディショニング」に至ることを信じているし、生体からの情報では、「可能である」との反応が示されている。

 このようなことを書くだけで、「荒唐無稽」に映ってしまいそうであるが、本書に述べられている情報から、ゆるぎない自信をもって、ホリスティック・コンディショニングの進むべき「その先」を目指せるのは、まさしく『波動の法則』に基礎をおいているからに他ならない。

 もう一つ、その具体例を示すと―――
  運動指導の現場であっても臨床現場であっても、どうしても納得のいく結果を得られない事例に遭遇する。どうのようにチェックしても、
「もはや問題となる箇所はない」
 との反応が得られても、何かしっくりと来ないのを感知することが多々あった。それは、肉体レベルにのみ目を奪われて、そのほかの要素に焦点を合わせていないことに起因することに気がついた。いや、『波動の法則』によって、気づかされたといってよい。
 どういうことかというと、我われの肉体からオーラが発光し(これはキルリアン写真などでも分析可能)、肉体は多重構造であることは周知の通りである。
 これらは『エーテル体』『コーザル体』『アストラル体』などと表現されたり、神道系では『荒魂(あらみたま)』『奇魂(くしみたま)』『和魂(にぎみたま)』などの言葉が用いられている。つまり、我々のボディは、単なる肉体だけで構成されているのではないことは、様々な文献に示されている。
 例えば、『エーテル体』と呼ばれる肉体に関わるエネルギー体は、肉体からおよそ10センチほどはみ出しているが、この層は肉体が滅してもエネルギー体として存続し、神道では50日間、仏教では49日間で消滅するといわれている。
 「49日の法要」は、肉体は焼却しても存続するこの死者のエーテル体が、幽界なり何なりに旅立つことを、祝福を持って見送る儀であるという。つまり、死者の霊魂は約50日間はこの現界にとどまるが(この期間は、仏様となっているらしい)、それ以降は幽界に帰するとされている。

 これについて、私自身の臨床での体験では、ときに「仏様」がクライアントに反応していることがある。あるとき、定期的に治療に見えられるクライアント(エステティシャン)に、親族ではない仏様が反応していた。この50日以内で、亡くなった方で心当たりのある方を尋ねたところ、「一人だけ心あたりのある方がいる」という。私は、霊能者でも何でもないが、反応をチェックすることはできるので、何でそのクライアントに憑依して、何をしてもらいたいのかをチェックすると、どうやら霊的に敏感なそのクライアントを通じて、娘さんに伝えて欲しいことがあるらしい。クライアントにそのことを伝えると、わざわざ大阪まで行って、その娘さんに会ったという。すると、自分の意思によらない言葉が口をついて出て、娘さんは、
「(母の魂は、帰幽してしまうので)もうこれで、お母さんに会うことはできないのですね」
 といって、共に抱き合って二人で泣いてしまったという。そのとき、クライアントはまるでわが子を抱きしめるような感じがしていたという。
 またあるときは、50代男性の方をチェックいていると、身近な方の仏様が反応して、外層のエネルギー体に違和感があったことがある。尋ねると一月ほど前に奥様を亡くされたという。そのエーテル体が、その方に反応しており、不思議なことに男性であるのに『子宮』の位置にメジャーポイントがあり、さらに尋ねると
「妻の死因は○○だったのですが、子宮に違和感があったので、今度調べてもらおうといっている矢先に、亡くなったのです・・・・・それを、私に知らせているのでしょうか」
 私は霊能者でないから判らないといっているうちに、外層のエネルギー体の反応が消えて、クライアント本人の症状は消滅してしまった―――。何とも不思議な体験であった。

 これについて『波動の法則』では、人間は8層から成っていることが示されている。それによって、肉体に反映されなくても、この多重構造の他の層に、様々な異常が示されていることが、解決の糸口を与えてくれた。
 女性の多くはジオパシック・ストレス(地磁気)を子宮や卵巣に受けることが多い。それが腰椎3番や腰椎5番にストレスを与えている元凶となっていることが少なくないが、これが肉体レベルではなくて、外層のレベルに反映し、潜在的なストレスとなっている事例に数多く遭遇している。
 「子宮内膜症」などは、100%この問題が絡んでいるが、通常の医療施設では指摘されることはない。それ故、この根本的な問題を解決しない限り、また何らかの問題が再発する。
 運動指導の現場においても、この問題を解決しないと体軸がブレてしまうことは、周知の事実である。

 このことは、エーテル体のみでなく、精神的なダメージを受けている箇所をアストラル体から感知して、それに対処することで、さらに体軸のとれた安定した姿勢に回復した事例も、少なくない。トラウマとして肉体に深い傷跡を残しているケースは、実際にかなり多いことは、明確に断言できる。これについては、いずれ稿をあらためて報告したい。
 今では、何らかの違和感がある場合は、各層にアプローチすることが当たり前になってきた。このように、より一層深いレベルまで踏み込めるようになってきたのは、『波動の法則』に基づいて、確信を持ってアプローチできるようになったことは間違いない。
 本書は自分にとって、ホリスティックコンディショニングが、迷いのない基本スタンスを保持できるバックボーンとなるもので、我々が目指している最終到達点に至るための指針をもたらしてくれている一冊である (と思う)。一読をお奨めする理由である。

 ついでながら・・・・・
 『波動の法則Ⅱ』として『真 地球の歴史』(絶版)がある。
 そこには、大宇宙の構成から、天文学的な時空を超えて、この地球には数万にも及ぶ他の天体からのテレポーションを含む移住者がおり、幾度も原子核戦争で絶滅したことが記されている。
 この本は、その内容からあまりにもぶっ飛びすぎていて、多くの方の理解を超えてしまうものだ。その主だったものを参考までに列挙してみると―――
□ (想像を絶する地球の長い歴史では)地球上に栄えた文明は、総計で180万種以上もあり、土に埋もれた文化が100万。海底に沈んでいる文化が80万以上存在する。
□ 例えば、115万年前に、プレアデス、カシオペア座、金星から数十万人がアジア北東地域に移住してきた。日本では長野県、山梨(身延)、飛騨高山、九州が主な地域。これらの文化は、宇宙の仕組みを理解していた。
□ カシオペア座から南米に移住してきた人々が、原子核戦争で滅びながらも、一部が地球人と交流して熊本県付近に移住。これらの人々が地球史でいう『(第2次)弥生文化』であり、縄文文化はプレアデス文化の地球化である。
□ ピラミッドは、カシオペア座の波動エネルギー調整装置であり、クフ王の大ピラミッドはカシオペア座からテレポーションしたもの。周辺のピラミッドは地球上で構築したものである。

 これらの文化の足跡は、地下3~8Mに埋没しており、現在の地球文化より平均400年以上宇宙との調和が取れて進んでいたが、原子核戦争で滅亡しているという。

 現在、地球上には「白人種」「黄色人種」「褐色人種」「黒人種」が存在するが、そのルーツを辿ると、原地球人と他の天体からの移住者の混血種である、という。現在の地球人の原点は、8つの星座からテレポーションした人と、金星人の計35種類の混血人種であるという。
 そして、現在の我われ日本人のルーツは、プレアデス星団系のイスラエルやコロンビア地域からの移住者が中部地方に、 カシオペア座系が九州熊本県付近に移住し、さらに北海道に移住しているという。
 日本のいたるところにカシオペア系の波動エネルギー調整装置、ピラミッドが地中に存在しているという。

「これは・・・・ホントかな?」
 と首をかしげたくなる記述も多いが、著者の足立郁朗氏の妄想ではなく、宇宙からのテレパシーをキャッチしてのものであるという。
 本書の半分はキャッチしたインスピレーションからのイラストがあるが、ずーっと眺めていると、我われの脳深くに刻み込まれた記憶(これは記録と置き換えるべきかもしれない)が、甦ってくる方がいるかもしれない。
 そんな、はるかな時空を超えた想いに浸るには、いいかもしれない・・・・・


「リコネクション」
 本書は、その半分以上が自分の経歴について語っているものであり、見方によってはただの駄本と映る。だが、私が本書を紹介したある男性は、この本をインターネットで注文して、ついでにDVDまで注文して、霊的な能力がたちまち開花してしまったということがあった。本書を手にしただけで
「物凄いエネルギーが出ている」
 と感じたそうで、その方は今ではオーラのような、人体からのエネルギーの発動を感知できるようになってきた。
 また、人に取り憑いているモノまでも、時には映るようなことがあるらしい。しかもそれは独特の『匂い』を出すので、その存在を感じ取れるようになっているようである。
 このような人生観を変えるほどの変化がもたらされたのは、「リコネクション」の本書を手にしてからのことである。

 「リコネクション」とは、『リ・コネクティブ・パワー』のことで、宇宙からのエネルギーをキャッチして、失われた能力を再構築する、というものである。
 宇宙エネルギーというと、何やら胡散臭い感じがするかもしれない。だが、前コラムで紹介した『見えないものを科学する』 の著者佐々木茂美教授は、
 「宇宙エネルギーがあるとかないとかの議論ではなく、今ではそれをどうやって活用するかの時代なのである」
 という指摘があるように、「そんな科学的に証明されないものは、信じられない!」と頭から完全否定するタイプの方々は、そこから新たな一歩を踏み込むことができないかもしれない。もはや旧態依然とした感性では時代に取り残される可能性がある。
 有名な「101匹目のサル」現象では、ひとつの殻が破られると、その現象は遠隔地まで波及する。幸島のサルが海水で芋を洗って食ったのは、海を隔てた高崎山のサルに波及したが、新しい行動様式を断固として拒絶したのは、人間で換算すると40歳以上のボスザル達であった。そして、彼らはどうなったのか?
 京都大学の研究者たちは、拒否し続けたサル達全員が、死んでしまったことを報告している。時代に取り残されるとは、このようなことを言うのだろうか。明治維新に反発した旧武士階級の人々の最後は哀れであった。時代の流れを読み取れる方だけが、新たな扉を押し開くことができるのではないか。

 リコネクションは、著者の物語として、軽い気持ちで読み進めると良いかもしれない。ノウハウが満載されたものではないからだ。本書は、これといって特徴的なノウハウは書かれていない。いや、従来からヒーリング関連などに見聞されるテクニックなどを、一度は試しながらも結局のところは、
「すべて、何も考えずにただそうすればよいのだ」
 と、従来から行なわれている概念的なことは、ほとんど無視していることが、逆に特徴でもある。
 例えば―――
 塩:手から振り払われたネガティブなエネルギーを、浄化するのに使う。
 宝石類:ヒーリングの妨げになるので、はずさなくてはならない。
 位置:クライアントの頭は、北向き、南向き、あるいは西向きにしなくてはならない。
 など。

 霊的なネガティブなものを避けるために、様々な手立てを講じることがあるが、そんなことは一切気にしないほうがよいと指摘している。
 というのは、彼自身の体験から、儀式的な行為はどんどんエスカレートしてドラマチックになっていったが、彼のクライアントへの治癒効力は明らかに衰えていったからだという。
 また、
 ごく自然な状態でクライアントに接する方が、治癒効果をよりよく引き出せることから、次のことを述べている。
□ 部屋に特定の香りを漂わせたり、施術する人(コンディショナー)が香水をつけたりするのは、クライアントが「どこか他の場所からやってくる嗅覚的な体験を無効にしてしまう恐れがある」と指摘している。
□ このことは、『アロマセラピー』を取り入れて、心身をリラックスさせるというアプローチについて、否定的な見解を示している。つまり、部屋の空気は、できるかぎり綺麗にしているのがよく、自然にあるがままの状態で、クライアントの身体にアプローチすべきことを指摘している。
□ 彼がカイロプラクターとして活躍しているとき、部屋には音楽を流していた。しかし、現在のように『ヒーリング・エネルギー』を使う場合は、特定の音楽を流していると、その音楽が持つ場所へとクライアントを連れて行き、そこに留まらせてしまう。だから、ホワイト・ノイズ(一定した柔らかい音)を少し流す方がよいという。

これらのことは、ホリスティック・コンディショニングの治療系や癒し系のアプローチをする方には、参考になるかもしれない。参考: このことから、私の治療ルームでは、クライアントに意識変化を起こさせないパワーを注入した『エンヤ』の音楽を流していたものを、深層に染み込んでいく 『水の音』のバックミュージックに変えている。


 著者のエリック・パールが『前世療法』の著者であるブライアン・ワイス博士の講演会に行き、600人の聴衆の中からただ一人モデルに選ばれた経緯も描かれている。
 『前世療法』は、精神科医の教授であるブライアン・ ワイスによって著された世界的ベストセラーとなった書である。キリスト教世界観の国における臨床心理学の権威でありながら、過去世への退行催眠によって、ヒトは輪廻転生し、魂は幾度も生まれ変わっていることを、科学的に考察したものである。ワイス教授は高い権威者としての自分の立場と、実際の臨床体験との狭間で苦慮し、その発表を数ヶ月間も躊躇した末に、世に出したものである。
 というのは、現在のキリスト教世界観では『輪廻転生』は否定されているからである。実際にはキリストは輪廻転生を否定していないのだが、キリスト教に基づく世界支配の立場から、都合の悪い教義は後年否定されたもので(コンスタンチヌス帝あたりで教義を変えられたはずである)、この呪縛から解き放たれるには、かなりの時間が必要とされたのであろう。
 ともかく、この書は一読の価値がある。我われが子供時代から何気なく言われていた「人間は、幾度も生まれ変わっている(輪廻転生する)」「袖摺り合うも、他生の縁(過去世で縁があった)」という迷信じみたことを、臨床の現場で証明している。

 実際にその当事者でなくては知りえない事柄を、退行催眠の中で話し、絶対にしゃべれるはずのない外国語を、突然流暢に話し始めるなど、科学的には起こり得ないことが、脳の深くに記憶として刻み込まれていることを解き明かしてくれる。
 そして、『ソウルメイト』などの関連も解き明かし、身の上に起こる災難は、自分の魂を鍛え上げるためのあらかじめプログラムされた試練であり、与えられたカルマをクリヤーしないと、再び同じ境遇に遭遇することに仕向けられる、といったことが示唆されている。
 このあたりの文献については、科学的なアプローチから人生を考えるテーマを追求している、福島大の飯田史彦氏の「生きがいシリーズ」の書籍の一読をお薦めする。

 さて、エリック・パールは、ワイス教授によって、600人の聴衆の前でエジプト時代の王室の魔術師であった時代の記憶を呼び戻されている。
 さらに、
 カイロプラクターであるエリック・パールの自伝は続き、クライアントの疾患を自らの肉体に転写してしまったことなどが描かれている。
 このクライアントのエネルギー転写は、我われの多くが体験している。というよりも、ホリスティック・コンディショニングの講習の中で、相手の身体に自分の身体が反応して変化していることに、気づかされている方が多いのではないか。
 そのことを通して、我々はその同一空間内における生体エネルギーの影響をよりよく理解することができる。さらに時空間を越えて、遠距離の方のみならず、すでに亡くなっている方のエネルギー体にコンタクトできるし、影響も受けることが認識されている。
 さらに言えば、未来の自分とコンタクトすることも、講習会で幾度も行なったことがあるが、おぼろげながら「今から(将来に備えて)何をすべきか」をアドバイスできるホリスティック・ コンディショナーの未来像が浮かび上がってくる。
 さて、エリック・パールに話を戻す。
 彼は未来の医療システムについて述べている。このことは、我々のアプローチに通じるものがあるので、押さえておきたい。
 現代の医療システム(病院の役割)は、2つの基本分野に限定されるのではないか、と彼は指摘する。
 ひとつは、突然被る外傷などの外科的救急処置を要する分野である。これは、自然治癒力を主体とするレベルでは対処できないので、この点では異論を挟む余地はない。
 もうひとつは、何をやってももはや効果がないということになったら、最後の手段として、今の医療システムの根幹である「クスリによる処方」あるいは「身体にメスを入れる(悪い箇所を取り除く)」ということにする、という考えである。
 現在の医療システムは、画像診断などの診断アプローチと、対処アプローチとしては基本的に『クスリによる処方』につきる。これに対しての保険点数制度である。
 言うまでもないことではあるが、クスリは必ず副作用がある。医師はそれを十分に認識しているので、通常は自分本人やその家族には服用を控えている。
 クスリとは、本来的には『ホメオパシー』であり、有効成分を攪拌につぐ攪拌で、もはや分子レベルではほとんど存在しないまでにしたもので、身体に有効に働きかけるものである。有効に働くのは、その成分の波動(エネルギー)である。
 ところが、『クスリも毒のうち』という言葉があるように、効き目を強めようと毒性の強いものが処方されるのがクスリであり、本来のホメオパシーの概念とはかけ離れたものとなっている。
 このことから、エリック・パールは
「まず、人間が本来持っている『自然治癒力』を最高度に導き出す方法(代替医療など)を用いるべきである」
 としている。
 ところが多くの人々は医療機関にまず行ってしまう。そこで、大量のクスリを手渡されて服用するので、本来的に誰も持っている自然治癒力が働かなくなってしまう。
 ここに最も大きな問題があり、適切な人に診てもらうことで、最高度に自分自身で回復できる能力が引き出せるのに、クスリが効かずに手の打ちようがなくなってから、我われの方にやってくる。そのときには、クスリによって症状が隠されてしまっており、さらに長い時間をかけて回復する羽目になってしまう。
 ようするに、彼は体調が悪くなったら、まず我われの方(代替医療システム系)に行き、それでも十分な効果が得られないとわかった時点で、医療機関(病院)に行くべきだというのである。そのとおりだと思う。
 同じような論点から、船井総研の船井幸雄氏は「将来的には、病院は今のような多岐に分かれた診療科がなくなり、総合医療科だけに統合されていくであろう」という意味のことを指摘している。

さて、
 霊能者によって、彼はプレアデス星団(日本では『昴(すばる)』と呼ばれる)からの血を引く者で、二重螺旋構造のDNAのストランド(鎖)は通常は2つであるのに、それは3つであることを気づかされている。つまり、かつてのように、再びDNAにコネクト(接続)してしまうことから、本書の「リコネクション」の題名となっている。

 リコネクションのパワーは、通常のパワーを注入するエネルギー療法とは異なるものである。これは、様々な角度から実験された結果、従来のヒーリング・ エネルギーとは異なることが結論付けられている。
 通常のエネルギー・パワーの注入では、手をかざして
□ 内に向けて手掌を動かしながら、エネルギーを注入する。
 しかし、リコネクティブ・パワーでは、
□ 手掌を引き離しながら、エネルギーを注入する。
 また、
 従来からのヒーリング・テクニックと異なり、特定の部位に存在するスポットにエネルギーを注入するテクニックではないことを、著者は強調する。あくまでも自分の感性に従って、あるがままにアプローチする。とはいっても、
□ 各チャクラは、反応を得られやすいエリアである。
□ 手の甲や手首、足の甲や足首などは、コネクション・ポイントとなる。
 といっている。

 本書は、ノウハウ本ではない。読むことによってリコネクティブ・パワーが身に付くようなので、人から借りることや、あるいは立ち読みでもいいかもしれない。本から発動するパワーを受け取れれば、目的は達成されるかもしれない。
 私の場合でいうと、食べ物を浄化する際には、清浄なネネルギーをモノに手を近づけるようにして「注入」していたのだが、リコネクティブ・パワーを使うようになって、逆に手を引き離すようにして、上方から清浄なエネルギーを引き込むことで、パワーが注入されるので、一瞬で浄化されることが判った。そして、浄化速度が明らかに速くなったことを、付け加えておきたい。


日本の大発明王政木和三氏の書籍『この世に不可能なことはない』 『未来への発想法』など
 現在までに、私は著者の政木氏の本は5冊読んでいる。『私は奇跡を見た』『精神文明と奇跡』『精神エネルギー』など、そのどれもが似通っているので、どの本を読んでも良いのではないかと思う。

 まず、著者の政木和三氏について触れておきたい。
 日本の大発明王といっても、多くの方は名前ではピンとこないと思う。では、『自動ドア』『自動炊飯器』『カラーテレビの原理』『魚群探知機』『瞬間湯沸し機』『低周波治療器』『超音波コンクリート測定器』『オシログラフ』『シンクロスコープ』『エレキギター』などの発明者というと、我々が政木氏の恩恵をどれだけ享受しているかが、ご理解いただけよう。
 例えば、昔々まだカラーテレビがその当時で30万円もしていたのを、
「高い!高すぎる!」
 といって、1万5千円でカラーテレビを造ってしまった。そのため、カラーテレビの価格が4分の1にまで下がったのである。(実際には、すでに昭和18年のテレビが存在しない時代に、2日間でテレビを造り上げている)
 自動ドアの発明も、奥方が両手にお盆を持って出入りするのが不便だろうといって、考案したものである。同じく自動炊飯器の発明で、女性の炊事に費やす時間が大幅に減ったことは間違いない。

 政木氏は、通常はおよそ1000件の特許権を持つとされるが、生涯での実数では3000件もの特許をとったという。大阪大学の教授で、電気工学系の学者であるが、若いときに人の5倍も働いて、大阪大学の医学部も含めて、ほぼ全ての分野の知識に精通していた方である。政木氏本人は言う。
「(大阪大学の)当時の工学部長が私に言った言葉が焼きついている。『我々が学んでいる物理化学や医学は、西洋からきたいまだ低級なものである』というものだ。それなら・・・、そんな低級なものは全て学んで、真理に到達すればよかろうと考えて、人の10倍勉強した」
 そして―――真理に到達したようなのである。
 例えば、船が前進するには造波抵抗があって、船の推進馬力の90%が消耗されており、残り10%で進んでいることになる。だが、自然界のイルカは口の周りの筋を絞って波を消しているので、もうのすごいスピードで泳げる。
「真理は自然の中に在る」
 ことを悟り、発明の原理原則を、自然の中に求めている。
著者註:
 我々は、ヒトの身体を最高の状態にすることに意を注いでいる。そこに自然に反する物質を介在させることは(例えば、クスリの服用)、結局は脳が嫌がることになる。本来の人間の身体に備わった自然治癒力なり本質的な能力なりを、引き出させるお手伝いをするのが、我われの本旨となろう、という確信を得ることにつながるものである。

 さて、
 特許は申請するが、誰もが無償で使えるようにしたので、大阪大学退官のときは、日本の家電メーカー5社の社長が来て、特許料を計算すると
「私どもの計算では、7000億円ぐらいになります」
 という途方もない額を示されたという。が、生活できれば良いという無欲であったがために、神が「汝の寿命を延ばす」と告げ、2度も天寿を伸ばされたと語っている。
 といっても、
 若い当時(戦前)は『百万長者』になってやると、猛烈に勉強したという。その当時のサラリーマンの月給が50円の時代。全てを預金しても、100万円を貯めるには160年かかる計算になるが、拡声器を発明して、預金通帳に1000万円を超える額が入っていたという(戦後の貯金封鎖で使えなくなってしまったが・・・)。

 このような科学者でありながら、神と対話しながら、通常特許には数年かかるところが、わずか数秒でひらめいて、1週間で1件のペースで特許申請をしていたという。
 政木氏の著書で共通する項目がある。それは―――
□ 科学者の立場から、超能力を全く否定していたが、科学的にアプローチすることで、180度考え方を転換させた。
□ 超能力を、時間の短縮という視点で捉えている。これを科学的に証明している。
□ 肉体には、生命体エネルギー(いわゆる魂)が宿っている。本能をつかさどる生命体は、受胎のときに宿り(妊娠の瞬間に生命体が増えることを、キャッチしている)、10歳を過ぎると第二生命体(これが人格形成に大きく関わる)が宿るという。(死の数日前に、第二生命体が離れていき、死の瞬間に最初の生命体エネルギー(第一生命体)が抜け出るとしている)
著者註:
 政木氏は、「ガンが発生すると、体内に別の生命体が増える」としていることは、興味深い。また、実体験をとおして、内臓にも生命体があるようだとも指摘している。古来から指摘されてきたことを、科学者の目をとおして言及している。
 この点については、いずれ稿をあらためて探っていきたいと思っている。

 政木氏の書籍で共通する中で、超能力については―――
ユリ・ゲラーが日本で『スプーン曲げ』の超能力ブームを巻き起こしたとき、テレビで見ていた当時の科学者としての政木氏は激怒して、「そんなことは、科学的にあり得ない」と、テレビ局にクレームをつけた。相手は工学部教授と知り、
「それならば、スタジオで実際に対決してもらえませんか」
 ということになり、触れずにスプーンが曲がれば超能力の存在を認めようといって、10万分の1ミリまで測定できる機器を作って持ち込んだ。結果は、超能力は発揮されずスプーンは曲がらなかった。が・・・、
 このとき、見た目には判断できない歪(3万分の1ミリ)が、計器に記録されていたのである。物理学者として、ありえないことが起きていた。しかし、まだ超能力を否定的に捉えていたので、超能力者が蛍光灯を手にすると光が発するのは
「それは、ただの静電気の現象に過ぎない・・・」
 と解説していた。だが、学者達を相手にこのことを講演したときに、二人の教授から
「それは、おかしい!静電気でそんなことはできるはずがない。それは超能力があることの証明ではないのか」
 と指摘されてしまった。それを契機として、自身が科学的にアプローチすることで、
「今の科学はたかが100年の歴史である。超常現象は実際に起こりえるし、超科学こそ近未来の真の科学である」
 との結論を得るに至っている。
 このことが契機となって、超能力の研究に没頭すると、自分自身の超能力が目覚めて、数々の現象を引き起こすことになったのである。

 政木氏の超能力への捉えかたが興味深い。超能力とは時間の短縮である、と科学的に捉えている。一例を挙げると―――
 脳波をシータ波(ひじょうに低いヘルツ)にすると、超能力が発揮される。そして、時間が短縮されることを実験で見出した。1秒間は300年に相当するという。
 例えば、蓋を開かずにビンの中にモノを入れてしまうというケースでは、蓋の部分に電流を流して、少しでも蓋が開けば電流の流れがストップしてしてしまい、それが記録される容器を作り、ビンの蓋を取って中にモノを入れて、再び蓋を閉じるまでの時間を、シンクロスコープで測定すると、超能力発揮のとき(脳波がシータ波)は時間が短縮されるので、この動作が100万分の一秒でできてしまう。あまりに速過ぎて、蓋を通過してモノが中に入るようにしか見えない。だが、蓋が開いた瞬間に電流の流れが切れることが記録されるのである。つまり、
 (この場合の)超能力とは、時間を短縮したもので、あまりに瞬時にことが行なわれるので、目には見えないだけである、としている。

 政木氏自身は、肉体の中にある生命体が過去世の記憶を呼び戻して、10万年前に高度な文明を持っていた当時の記憶を思い出して、わずか数秒間でその記憶の信号をキャッチして、発明がなされる、という。
つまり、発明とは瞬時に肉体に宿る生命体から過去の記憶を思い出して、10万年前にすでに在ったモノを再現しているのである、といっている。
 普通、1件の発明に3年かかるとすると、1000件の発明をするには3000年もかかる。だが、脳波をシータ波にすることで時間を短縮することで、3000件を超える発明を行っているのである。

 では、脳波をシータ波にするにはどうすべきか。普通は瞑想である。
政木氏は、これを腹式呼吸で行う。1分間1呼吸の腹式呼吸を、小学3年生のときに完全にマスターしたという。以来、超人的な能力が開発されていったようである。
 1分間1呼吸の腹式呼吸を行うことで、平常時でも脳波をシータ波(アルファ波より低い)に下げることで、無限の可能性が開けてくるという。

 政木氏は平成14年に87歳で亡くなっているが、私は氏の著作から強いインパクトを得て、興奮を覚えながらむさぼるように呼んだ記憶がある。単なるオカルトチックな本と違い、わが国の誇る発明家であり、大科学者であった政木和三氏の、魂の遍歴が盛り込まれている。我々が避けて通ることのできない『スピリチュアル』な面を、違った角度から認識させてくれたシリーズの著作であり、現代科学を妄信する結果、101匹目の猿現象で時代に取り残されていった老猿とならないためにも、一読をお薦めするものである。


 矢野 雅知    平成20年4月記