JHCA会員専用ページTOPへ戻る

コラム4

遠隔ケアと投影


本日 (2005年2月23日午後) のアドバンスは、連続出場記録で井原嬢に迫る勢いをみせていたアイアンハッシーが、風邪でダウンとホリコン倶楽部に連絡あり。こりん星からの正義の使者を勝手に名乗り、ホリコン倶楽部を荒らしまわっている「うさたん」 と、現役プロゴルファーのホールインワンダフル嬢が、明日まで無料のコーヒーを飲みまくったところからスタート。
 チャクラ嬢がいまだに 「右膝後ろに違和感と浮腫みがあるの。何とかしろやい!」 と、本日のホリコン倶楽部を通じて訴えていた。本日の前半テーマは 「スポーツパフォーマンス向上なんちゃら」 だが、明らかに 「そんなのいいから、もっと他のテクニックを教えろ!」 って、二人の目が凄んでいる。

 「・・・・分かりました。じゃ、チャクラさんをチェックしてください」
と、遠隔ケア・コンディショニングと相成りました。
 といっても、コラム1 「遠隔と体軸のブレ」 などで報告した、ハッスル氏、若造氏、会長などが行ったときとは手法を変えて、一度対象を他の物体に投影して、直接実施者本人に負荷がかかるのを軽減しようというものである。

 二人は人骨模型の 「飯田クン」 を使って、問題箇所を調べていく。14時15分に二人のチェックは完了。結果は、
□ 膝窩筋の弱化あり。これは、内臓反射によるものとみて、「胆嚢」 「肝臓左葉」 「膵臓少々」 にストレスあり。
□ 右立方骨と右股関節前方 (内旋) あり。
□ だが、上記の全ては回盲弁機能障害に起因する。
□ つまり、大腸に問題が集約される。
ことに相成った。私もチェックして、そのことを確認。さらに
□ さらにその深層部のメジャーポイントが、咬合不全を含む頭蓋骨メジャーであることを確認する。

 補足すると、回盲弁機能障害に起因するということは、
□ 自律神経系の乱れ (このケースでは、交感神経機能過剰) 及びそれに伴う肝機能へのストレスが、
   腎臓にもストレスを波及しうる状態にある。
□ 故に、大腿筋膜張筋のみならず大腰筋にも反応するし、大腰筋からもまた反応しうる状態にある。

 確かにこの時点で、チャクラ嬢の膝の違和感と浮腫みは、上記の反応を伴っており、私も確認した。ただ、「頭蓋がメジャーのようだから・・・」 といっているうちに、膝窩筋などの問題は消滅していく。ホールインワンダフル嬢とウサタンが、「飯田クン」 の頭蓋に触れて、矢状縫合からの修正を行っていたのである。
 この間、わずか1分足らず。さっそく、講習中であろうチャクラ嬢に携帯で連絡する。
「どう?」
「わかりません!今は一本踊ってたので、あと一本やって休むと、わかる。だから、待ちなさい!」
「ハイ!」
 といって、ホリコン倶楽部の報告と相成った。結果 「イマイチ」 の判定。しかし、私がチェックすると、大腿筋膜張筋や大腰筋は不十分である。また、さすがにメジャーポイントである頭骸呼吸機能障害は、依然として健在である。だが、膝窩筋から回盲弁機能障害の反応は、消えていた。よって、二人の遠隔アプローチは効果を示したと思われる。

 この最中に、スズケンがやってくる。ウサタンがホリコン倶楽部に 『ちびまる子ちゃん』 に登場する山根クンに似てるっていってた人。何でも 「山根クンは胃腸が悪くて、親からカキ氷を食べるとお腹をこわすから駄目だよ」 って言われ続けて育った子らしく、夏のある日、汗をかいたので 「ボクだってカキ氷くらい食べられるんだい!」 って食べたら、さっそくお腹をくだしたっていう子。その山根クンと同じく、確かにスズケンは胃に反応している。
 で、今日は風邪だかインフルエンザだかで休んだちびまる子のアイアンハッシー嬢を遠隔することに。
 スズケンを含めた3人で 「飯田クン」 を使ってオーリング筋反射でチェックしていく。結果、

 見事という以外に言葉もないほど、アイアンハッシー嬢は関節という関節の全てが抜けまくりました。ここまで抜けると、「身体がだるい」 わけである。ターゲットを絞ってケアすると言うレベルではない。念のため、遠隔チェックの結果を記す。
□ 内分泌系機能低下 (耳下腺、甲状腺、胸腺、副腎、卵巣に反応)
□ 小腸機能低下 (リンパ機能がらみか)
□ 上位中枢として、視床下部と脳下垂体に反応あり

 そこで 3人はどうしたか。ホリスティック・コンディショニングの真髄となる 「脳脊髄液」 への遠隔アプローチを行ったのである。
 これは自らの体軸が崩れていてはできない。ホールインワンダフル嬢は、いよいよツアー開幕が近いこともあって、このところ軸はしっかりとしている。また、本来体軸の安定していたウサタンは、100キロをきる減量作戦決行中のためか、軸ブレしている。山根クンは胃から反応しているので、まず二人で修正して、スズケンに戻す。そして、さらにウサタンの巨体を締め上げて修正完了。体調不良嬢の脳脊髄液へのアプローチを開始する。
   不思議なことに、「飯田クン」 はみるみる反応して、まるで生きているかのように 「飯田クン」 がすっかりヨレヨレになったところで、アイアンハッシー嬢に携帯で連絡。意外と元気な声である。
「・・・・・3人のパワーが体内で炸裂しています。したがって、明日の朝、起きたら快調になっているはずだから。」
と告げる。
 そして翌朝、ホリコン倶楽部には 「おかげさまで元気になりました!」 と殊勝なコメントが寄せられたのである。確かに、翌日には 「脳下垂体」 などのマイナス反応は消えていた。内分泌系システムも正常化したようである。

 さて、問題は 「飯田クン」 である。すっかりチャクラ嬢とアイアンハッシー嬢の邪気を吸い取ったようで、このままでは事務局を仕切る飯田氏にストレスがかかるやもしれない。その後、「飯田クン」 を正常な状態に戻したのは言うまでもない。
 「コラム1:遠隔治療と体軸のブレ」 では、特にダークサイドのパワーに軸が歪められる可能性があり、お互いに暗黙の了解で封印したはずであったが、今ここに 「飯田クン」 という投影対象物を使って、アドバンスのメンバーはまったくの違和感もストレスもなく遠隔ケア・コンディショニングを成功させた。
 別のコラムでも触れるが、シンクロニシティなど別世界の戯言 (ざれごと) としか捉えていなかったことが、アドバンスでは当然のように行われる。
 今、自分自身が植物や動物とのコンタクトを試みている。十分な成果を確認したら報告するが、このことがケア・コンディショニングに携わるときの、体内細胞にコンタクトして、真の問題点を探るアプローチにつなげたいと考えている。


                                  平成17年2月25日 矢野 雅知 記