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第一回「ホリコン塾」報告書(昼の部まじめ編)

勉強会のテーマ : ベーシックエクササイズ&ストレッチングの確認

<はじめに>
ホリコン塾とは?
ホリスティックコンディショニングのアカデミー等を受講される方は、仕事、キャリアが様々であり、色々な顔触れの中勉強する事が出来ますが、その分各々の知識等の差も出てきます。知識、経験が豊富な方は何も問題なく勉強を進める事ができるかもしれませんが、結局、疑問点を多く残したまま受講期間を終えてしまったり、質問等もつい遠慮がちになり、うまく出来なかったり…そういった方達が自由に勉強できる場です。またアカデミー等を終え、復活したいけど時間がなくて来れない方達が、自分の技術等の再確認できる場があれば、協会で勉強した事がさらに生きてくるのではないか?と思い、明るく!楽しく!激しく!そして熱く!をコンセプトに 「ホリコン塾」 を立ち上げました! (団長のあいさつより抜粋)

ホリコン塾の 「塾」 という字が
分からなくなって格闘中の団長!
この脳みその 「軸」 がとれていない
のが団長です・・・


<みんなで勉強した時間>
平成17年9月12日(月) 15:00~17:00

<みんなが集まった場所>
ライフコンディショニングプラザ 『ラルクス』 コーチングスタジオ

 ラルクスいちおしの「せんこつくん」 
 


 ラルクスの玄関にわざわざ
『ホリコン塾』の看板を
掲げてくれました。
 

 ラルクスの社長は、手前で横に
なってるおじさん 「親びん」 です。
ちなみに親びんの股に頭を突っ込
んでいるのは 「アニさん」 です。

<参加者のみなさん (敬称略)>
団長: うさてん
司会者: ハッシー
用務員: 親びん
ホリコン塾の輝ける星: 若造
登場人物1: ハムエッグ
2: アニさん
3: ピーチク・ローズ
4: ミカリン
5: T.T
6: ツカチンコ
7: たーよん
8: 愛人1号
 全然見えないけれど、この旗には、由緒正しき
参加者の名前が書かれています。早く参加者の
名前が1000人超えるといいな!ドキドキ・ワクワク!

心霊写真? 顔だけ半分写ってるけど…

<議題>
常日頃、または突然不思議に思ったこと
⑴ シンスプリントのクライアントへの対応について (T.T)
⑵ 体の歪みのことを知りたい (たーよん)
その他、ベンチプレスを行うクライアントの肩の故障について (ツカチンコ) 
側わん、ばね指について知りたい (ミカリン) など、たくさんの疑問をいただきましたが。紙面の関係上、今回は省略させていただきました。 


<質問に対する傾向と対策について>
⑴ 27歳女性、エアロビのインストラクター。レッスンを1週間に14本受け持っており、下肢は疲労気味、足首は靭帯が伸びてゆるくなっている。シンスプリントで下腿は夏場はOKだが、冬場には悪化してしまう。どうすればいいか?

傾向と対策
・夏場OKで冬場悪化というのは、終わった後のケアが悪い。もっと多めにケアをするべき。
・痛いときは、レッスン後にアイシングを行う。マッサージは禁忌。
・足底アーチの乱れから、前脛骨筋が悪くなる場合が多い
→特にエアロビクスでは、縦アーチはあるが横アーチがなくなる。
→中足骨のアーチの造形
・足底板を作るのが一番いいが、正しい足底板を作るにはその前にアーチを正しくする必要がある。

 というわけで…
① 足関節のモビリゼーション
② 足底筋の強化
・タオルギャザー
・ビー玉拾い
・ナウシカのオーム歩き
③ 中足骨のスタビライゼーション
④ テーピング (おまけ)
 「歩くホリコン塾」 こと若造の解説を
見守る参加者のみなさん。

参考:シンスプリントとは
  シンスプリントは通常、足のすねの部分に
長期にわたって繰り返し負荷がかかるために
起こります。
すねの前側と外側の筋肉(前外側シンスプリント)
または、すねの後ろ側と内側の筋肉
(後内側シンスプリント)に起こります。
どの筋肉に炎症を起こしたかによって、
痛みを感じる部位が異なります。


⑵ 体の歪み (プラムライン) のチェックの仕方

① 立位のクライアントを背後から観察する
② ランドマーク…左右の高さの比較 (目線をそれぞれの高さに合わせること)
・乳様突起 (A)
・肩峰 (B)
・肩甲骨下角(C)
・上後腸骨棘(D)
・大転子 (E)
・膝か(しわの左右差)
③ ランドマークの高さで筋のショート・ロングが分かる

例:中川さんの場合
 
青い部分がショート側
ショート側
僧帽筋 
広背筋
中殿筋
内転筋
腰方形筋

参考:プラムラインのチェックの後は何をするのでしょうか?
プラムライン → 筋出力チェック → 修正

⑴ 弱化側(ロング)、過緊張側(ショート)が分かったら、筋出力チェックを行って確認する。
⑵ 筋出力チェックの結果、筋弱化の反対側の過緊張側の筋肉をストレッチし、修正を行う。
⑶ 相反神経支配の作用により、ロング側が収縮しやすくなり、筋出力が回復する。

 筋出力チェック中のアニさん


以上、昼の部の報告はピーチク・ローズが担当させていただきました。



第1回ホリコン塾を終えて
実は、3ヶ月前、うさてん団長と小生の武蔵境の高級いろり会席の店での密会があった。酒を酌み交わし二人の男はホリコン塾を立ち上げることを誓い合う。「やろう!最初は参加者が二人だけであっても続けよう!」
その後、あっという間に多くの協力者が手を上げる。実行委員に弁姫とハッシーが立候補!これにはうさてん団長も感動... 協会サイドも心強い応援体制。実行委員4名は田町の韓国料理店に集合する。「ホリコン塾」 というネーミングが決定したのもこのとき。勉強内容について5時間に渡る激論が続く。実は、「いまさらこんなこと聞けない。」 「いまいち○○筋の鍛え方がわからない。」 「クライアントからの質問にタジタジ」 などの疑問や不安を抱いている人は多いはず。それならば、ホリコン塾では、堂々と恥をかいて疑問点を持ち寄る場所にしよう。みんなで討議すれば解決策がみえるかも。 ...ってなことでこのときにホリコン塾のコンセプトみたいなものがハッキリみえてきた。
決まってしまえば話は早い! 翌日より、掲示板やチラシ配布等の賛同者集めがスタートした。予想をはるかに上回るみなさんの関心に、実行委員も少々ビビる。 実行委員も忙しく飛び回っているため、諸連絡や打合せはメールが中心となる。そして、あとは本番を迎えるばかり。

時は来た! 結局、12名の参加者となったのであった。ふだんから顔を合わすことの多いホリコンアドバンスメンバーに加え、ベーシックメンバーやホリコン関係者以外も加わった。予定どおり、参加者の日頃の疑問・不安が寄せられた。シンスプリントへの対応について。側わん・ばね指の対応について。歪みのチェックとストレッチングでの対処法について。ベンチプレスで肩を壊したクライアントへの指導について・・・  みんなで考えてみた。そして、やってみた。なかでも、ホリコンの最古参である若造さんの名解説が光っていた。最初の足関節の話題だけで1時間が経過。 もう時間がいくらあっても足りない。面白い。楽しい。ためになる。笑いも絶えない。素晴らしい。この勉強会は...スゴイ!小生は、2時間の間、そんなことを思いながら参加していた。

あっという間の予定時間終了となったのであった。初めて聞く人は、まさに 「目からウロコ」 状態。改めて聞いた人もさらに理解度は高まり、他人に教えてあげることで自分が教わることも多かったはず。「学ぶ」 って素晴らしいって思った第1回ホリコン塾。そして、開催にあたり、準備から加わってくれた方、参加してくれた方、進行をグイグイ引っ張っていってくれた方、報告書を作成してれた方、夜の部も盛り上げてくださった方、今回は参加できなかったが次回は必ずというメールをくださったたくさんの方々に感謝である。そして、応援をしてくださった矢野先生・岩間先生・飯田さんに改めて感謝を申し上げたい。
うさてん団長は夜の部レポートを担当するため、団長に代わって補佐役の小生よりあとがきとさせていただいた。
第2回開催に向けてやる気満々の親びんこと 宮田 康範


編集後記
アドバンスの人たちは一見偉そうに見えませんか?近寄りがたく見えませんか?
全然そんなことは無くて、みんな本当に気楽な人たちです。ホリコン塾、どうしようかな?!ちょっと興味あるけどと思った人は、ベーシックとアドバンスの架け橋、前世と来世をつなぐローズにどんどんお尋ねください。
知ってることはモチロン、知らないことはえらい人に聞いて答えさせていただきます。

ローズ



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