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コラム37

スピリチュアル・コンディショニングを考える

その6

右脳の世界と左脳の世界

前回、密教における「胎蔵界曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」が、それぞれ右脳と左脳に関係しているようだ、ということを述べている。
そしてまた、『右脳に反応する水』と『左脳に反応する水』のあることが解った、ということを述べている。ここから、話を進めていきたい。

 このことを理解するためには、次の簡単なテストを行うとよい。
(テスト)
□ 正常な水(筋反射が正常なもの)を片手に持って、筋力をチェックする。
註:筋力は、微妙な相違となるので、ホリスティック・コンディショニングで用いる「拇指--小指」での筋反射がよいと思われる(正確に行える技術がないと、少し難しいかもしれない)。
□ 右手に持った場合と、左手に持った場合とでは、同一の反応ではない。例えば------ボルビックは右手に持って正常化する(左脳に反応する)が、左手に持つと抑制反応を示す。エビアンは、逆に左手に持って正常化する(右脳に反応する)が、右手では抑制反応を示す。
□ このようなことから------右脳に正常に反応する「水」と、左脳に正常に反応する「水」のあることが解る。

つまり、
 「水」は、「左脳に同調する水」と、「右脳に同調する水」があり、それぞれ頭蓋骨などの特異的な反応部位に影響を与えている、ということになる。
 どういうことかというと、
 たった一杯の「水」であっても、その水を摂取することで、右側か左側の『側頭骨』『上顎骨』『下顎骨』など、身体に影響する部位が異なっている------ということなのである。
 当然、
 それらの頭蓋骨は、全身の様々な部位(筋群など)に対応しているので、たった一杯の水であっても、全身に影響が及ぶことになる。

右の側頭骨に反応する「水」であれば、右の腸骨(骨盤)に反応するし、左の側頭骨に反応する「水」であれば、左の腸骨(骨盤)に反応することになる。それは同時に、肩甲骨にも膝蓋骨の安定性にも影響することになる。
 したがって、
 ある水を摂取すると『右短下肢』を誘発し、別のある水を飲むと『左短下肢』を誘発することになってしまうことになる。つまり、摂取する水によって、筋の緊張部位と弛緩部位が異なる結果を招く------ということである。
逆に考えると------
□ 右短下肢を示す歪みをもっている人は、その歪みを解消する働きをする『水』を摂取することで、身体の歪みを解消する働きをする。
ということが、考えられる。

 こうなると------胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅は、一般に捉えられている世界観とは異なり、陰陽二極の波動に感応する右脳と左脳の機能に通じるものである、と思われるようになった。
ということは、
胎蔵界と金剛界の曼荼羅図(前回のコラム参照)が「脳機能に反応する」ということは、右脳と左脳の両者のエネルギー・バランスを整えることになって、身体全体を正常化することができるのではないか------という思いが湧き上がってきた。
そこで------
脳の血流が低下している人に、右脳もしくは左脳に曼荼羅図を注入してみると、
□ 実際に身体が正常化する。
ということが見出せたのである。
つまり、
 密教で一般的に言われている曼荼羅の世界観とは、人体のエネルギー・バランスを整える働きをするものであり、思考・感情を調和・統合するもの------と、私自身は結論した。

 このようなことから、
 古くは『易経』や『陰陽道』など、東洋哲学の根幹を成す思想を、再考する必要がある------と、身近なものから身体に影響するものを捉えなおしてみた。
 すると、今まで気がつかなかったことが視えてきた・・・・・のである。

具体的な例を挙げて説明すると、
ブレスレットでも、右手につけるのと左手につけるのとでは、相性があって、いずれか一方にマッチする------ということが解っている。
このマッチするブレスレットを用いて、
□ 一方の脳機能が低下していれば、その脳にマッチするブレスレットをはめることで、エネルギー・バランスを調えることが可能となるようである。
□ これによって、脳機能のアンバランスに感応して歪んでいた頭蓋骨----およびそれに連動して歪んでいた椎骨--骨盤などを、正常化することが可能かもしれない。
ということが、解ってきたのである。
 つまり------
 たった一杯の『水』を摂取して身体の歪みを整えたり、ブレスレットを右手か左手にはめたりすることで、体調の不具合を、エネルギー・バランスをとって再調整することができ得る、ということのようである。

このことから、
身の回りに在るもの含めて全てが、エネルギー場が反発するものと、そうではないものとに別けられるかもしれない------という考え方に導かれた。
最適な身体状態、最適な空間に身をおくには、このことを踏まえたうえで対処する必要性を痛感することになる、と思われる。
寝室やリビングルームは、エネルギー場が反発しないように配慮することが、健康で快適な生活を営む上では必須の条件となり得る------ことが解ってきた。

 スピリチュアル・コンディショニングが本シリーズのメインテーマなので、あえて自分の体験談を紹介しておきたい。
 あれは・・・・JHCAがまだ六本木に在った頃のことである。

「スピリチュアル」や「オカルト」的なものを一切認めなかった自分が、スピリチュアル系に目覚め始めて、『霊体』と『肉体』で人体を捉えるようになってきたときに、高校時代の同期会に出席した。
 すると、ある同期の男がアル中になって、仕事を辞めて入院していたという話が出た。遠隔でチェックすると、明らかに「霊障」である。彼と親しかった同期の女性が、今は自宅療養中なのでお見舞いに行こうと誘ってきた。
気が進まなかったが、結局、私を含めて男3人と女性一人で後日彼の自宅に出向いたのである。
 すでに家の間取りは事前に聞いていたので、違和感をチェックしており、2箇所に霊的な反応を察知していた。家の中に実際に入ると、その一箇所は、仏壇のあるエリアであった。
そして、問題の彼の部屋に行くと、スピリチュアルなことは認めようとしなかった同行の男性二人は、気味が悪いといって部屋に入ることができなかった。同行の女性は敏感タイプで、まったく足がすくんで動けなくなっていた。
私は意を決して、邪気の充満する部屋の中で霊障の元凶となるものをチェックしていると、一体の人形に目が留まった。それは、強烈な邪気を発していた。
だが------天井のある方向を見上げたとき、私は眩暈を感じて、部屋にいることができず、その部屋から退散した。
 彼に、その方向は何があるのかと尋ねると、2階のただの部屋で、これといったものは置いていない、ということであった。再度確認しようと、私はもう一度彼の部屋に入り、その天井の方向に視線を向けた刹那、またしても頭がクラクラして倒れそうになり、一刻も早くその家から出たい------と心底思ったことが、今でも鮮烈に蘇る。

 霊的にはまったく鈍感であった私が、霊的な存在を体験した最初の出来事であった。
 その後、4人で駅近くの居酒屋に入ったが、同行の女性には幾度となく霊がまとわり憑いてきて眩暈を訴えており、その都度私が浄霊していた。彼女はその後、原因不明の発熱で寝込むことになった。
彼女だけではない。私がその部屋の天井を思い浮かべただけで、強烈な霊体が私を襲ってきたのである。これは・・・・およそ1ヶ月間は続いていた。この間、私は自分自身の霊的バリヤーを高めるために、『般若心経』を繰り返すことになった。
 この話には、後日談がある。

 彼の部屋においてあったものと同じような人形が、2階の私が「何かある」と指摘した部屋の位置にあるというので、もう一度来て「診てもらいたい」と、彼の母親から打診があった。
 だが、あまりにも強烈過ぎて、その当時の私には対処不能と、断った。それから数ヶ月後に彼は亡くなった。

参考:
 この原稿を上梓する日の前日に、似たような体験があったので、参考までに記す。
身体の不調で入退院・手術を繰り返している方が、紹介されて来た。根本的な原因は「ジオパシックストレス(コラム:生体エネルギー循環と体軸(その2)を参照)」であった。
しかし、まだ何かが身体にストレス反応を示しているので、再度チェックすると、家の中のある特定のエリアに「何か反応物質」がある、と私は指摘した。だが、本人は思い当たらなかった。
後日、その方の紹介者(チャクラを感知できる方)が荷物を抱えてやって来た。私が指摘した場所に在った観音像が入っているという。
聞くと、数年前に家でバルサンを炊いて、そのとき観音像の表面が爛れたという。思い起こすと、それ以来、身体の不調(入院・手術)に次々と襲われている・・・・ということであった。
その荷物の梱包を解くまでもなく、そこから発する邪気が、治療室にたちまち充満していた。
その観音像には、4次元眷属の強烈な霊体が憑依しており、私が浄化できる限界に近いものであった。
 ------このような物体が生活空間に在ったら、原因不明の病気になっても少しも不思議ではない、と思う。肉体の問題よりも、その肉体を歪める「霊体の歪み」という視点を持たない限り、今後もこのような事象で人生に希望を失っている人を、サポートすることはできないであろう。


さて、
 考えてみれば、古くからの『風水』は、このエネルギー場を科学するものであり、今でも尊重される学問である。風水で見出される一般的な「きまり」「条件」を勘案しつつ、「個体差」に配慮することで、身体に好ましい状態をセットすることができるかもしれない。

人には、最適な方位・エネルギー場があり、この条件を満たせば、いかなるストレス下でも快適に生きられる------と、考えるようになってきた。

簡単に説明すると------
その人に『最も適した方位』に身体をセットしただけで、体軸がしっかりと確保されて、歪めた姿勢をとっても、全身に全ての筋群に抑制弱化反応が現れない。それ故、運動指導の現場では、
□ この方位にセットして、脳に簡単な刺激を入れる。刺激は、脳に反射させるように、身体のどこかを叩打するだけでよい。
□ たったこれだけで、適正にエクササイズやスポーツ活動を行えることができる状態になる。
□ 激しいゲームを行ったぐらいでは、体軸はほとんど乱れない。身体を、不自然な状態に歪めても、生体エネルギーは正常に循環して、抑制弱化反応は示さないようになる。
このように、「超シンプルな方法」でありながら、その効力はきわめて高い。いいことづくめである。

なぜ、
□ 最適な方位に身体を向けてセットすると、体軸が確保できるのか
これは、
まだ不明であるが、『左脳と右脳のエネルギー・バランスが取れている状態』にあることは、確かである。
「曼荼羅図」を脳に注入することも一つの方法となるが、これ(最適な方位)はもっとも手っ取り早い。実践現場では実用性の高いテクニックとなる。

『最適な方位(恵方あるいは吉方と呼ぶべきなのか)』とは、講習中に見出されたもので、脳の『海馬』に存在するとされる「出生地」との関連には、現時点において明確な関連は見られないようである。だが、無関係でないことは確かである。

 平成22年3月下旬の時点においては
□ 蝶形骨と後頭骨の結合部(蝶形-後頭底結合)が歪まない方向が------最適な方位(恵方)となる。
□ それは、『大脳鎌』『小脳テント』に歪みがない状態をもたらす。
と、思われる。
 蝶形-後頭底結合部は、『第8チャクラ』とも関連する部位であるので、
□ 最適な方位(恵方)とは、チャクラからのエネルギーが最も入ってくる方向
□ この方位は、最も全身にエネルギーが満ちて、最大のパワーを発揮できる位置
と、いえるかもしれない。
また、
私自身のチェックでは、次にことが導き出された。
□ この『最適な方位(恵方)』は、7日間毎に、「東京では約33度。福岡では約34度、反時計回りに変化する。」(ただし極点ではO度)
□ 誕生の瞬間から、その「7日間毎の変化」は起きており、これは人類共通のことである。
□ つまり、定期的(7日間毎に)に脳に刺激を入れるだけで、体軸を正常に保持することが可能かもしれない。
□ 脳の反応点は、「右側の海馬にある」ように思われる。
□ 寝る位置を、この方位にセットすると「病気にならない」ようである。大人では寝室の物理的な空間の問題から難しくても、小さな子供であれば、『最適な方位(恵方)』にセットして寝ることで、最善の状態を保持することができる、ように思われる。

この「7日間毎」というのは、単に旧約聖書の「7日間」と一致しているというよりも、
□ 月の運行
に関連しているかもしれない。

月は、14日間周期で新月--満月を繰り返す。上弦の月--下弦の月も7日間・14日間周期に別けられるので、このリズムに、人体は適応するようである(と思う)。
人体は、現在のグレゴリオ暦(太陽暦)による1ヶ月30日間:1年12ヶ月よりも、昔の「太陰暦(月の周期で1年をみる)」の1ヶ月28日間:1年13ヶ月で捉えたほうが、人体の生理的リズムはマッチするのかも・・・しれない。
まだまだ、奥が深そうである。

残された課題は、その適正な状態をどこまで保持しえるのか/どうやって長期間保持できるのか------ということだけである。
(まだ、十分にまとまっていないので、いずれ機会をみて講習会などを通じて、それに関することをお知らせしたい)。

 ついでに申し添えると、
□「方位セット(恵方メソッド)」によって、スイッチングも消去できる。
 ということが、解っている。
 このことは、ある意味、画期的であるかもしれない。

 なぜならば、
スイッチングは、きわめて厄介なものであるからだ。
恐らく------多くのスポーツ選手が、スイッチングの存在を指摘されることもなく、フォームがバラバラに崩れて回復できないままに消え去っていったであろう------と、推測される。
例えば、空間磁場の影響を受けて、「左右の筋緊張度が逆転する」エリアは、至るところに見られる現象である。
右足重心で安定する人が、あるスクワット・ラックでスクワットを行うと、左足重心に切り替わってしまい、力が入りづらくなるといったことや、スタンディング・プレスがやりづらいスペースがある、といったことの原因のひとつとなる。
もちろん、側湾の強い人は、常にこの問題を抱えている。

 スイッチングの原因は多岐にわるようなので、特定することは困難であるが、脳が強く関わっていることは確かである。
その原因を------「小脳テントの左右の緊張度のアンバランス」とした場合、
□ その空間磁場を浄化することで、スイッチングは消去する。
ことが解っている。
 だが、
 このような現象は、スポーツ医科学での測定機器では捉えることはできない。もちろんスイッチング現象そのものの存在も、通常の測定機器では判断できないから、パワーの抑制弱化や、骨盤の歪みが瞬時に左右逆転してしまう------といった状態を、客観的に数値化して把握することは困難である。
それ故、「科学的に検証できない」という否定的な見解を持ち出すしかなく、スポーツ医科学は、今後も多発しているこの問題に向き合っていくことは、当面無いであろう。
だからこそ------
多くのスポーツ選手が、スランプに陥っている原因も解らずにもがき苦しんだ末に、引退の末路を歩むことになってしまう。この事態は、ホリスティック(包括的・総合的)なコンディショニングに取り組んでいる我われが、解決していくしかない------と、強く考えている。

 ひとつの例を挙げておきたい。
 私が以前に関わっていたアイスホッケーのチームに、世界選手権の代表になり、「今後の日本を背負っていく逸材」と専門誌に紹介されていた選手がいた。確かに未完の大器といった要素を秘めていた選手であったが、翌年にそのチームに出向くと、すでに解雇されていた。
聞くと「まったくの不調で、シーズン中も回復せず、対処できなかった」という。遠隔でチェックすると、ものすごいスイッチングの反応を示していた。
 アイスホッケーは、ステッキを保持するのに特異的な身体反応を示す。つまり、もっとも動作しやすい持ち方でプレーをするのであるが、この動作が左右逆転してしまい、機能異常が起きてしまうと、意図したプレーが正確に行えない------という状況に陥ってしまう。
 私は、不調の原因は「スイッチング」にあると結論して、他の選手もチェックすると、何人かにこの問題が見出された。
 さらにチェックすると------選手によって、体軸の乱れるスケートリンクと、正常なプレーができるスケートリンクが在る、ということを見出した。

 こういった実体験から
□ スポーツ競技全般で見出される得意・不得意な『場所(スペース)』が選手個々にみられる現象とは、何らかのエネルギー場が、脳(小脳テントの左右の緊張状態など)に影響して反応する「スイッチング現象」として捉えられる------かもしれない
と、考えるようになった。

 もし、このことが間違いないのであれば、アスリートのコンディショニングに関わる人は、スポーツ競技の現場においては、
□ テーピング/アイシングなどの傷害防止に務める。
□ 受傷時に対処する。
などの、いわゆる「アスレチックトレーナー」的な対処では、アスリートの本質的なサポートはできないであろう。

体軸が崩れているから
□ 傷害事故を招きやすい身体状態になる。
□ テーピングやアイシング、あるいは単純なストレッチなどでは、適正な体軸は保持されない。
□ 筋や神経系の反応力が低くなり、『質』の高いコンディション・レベルからは程遠い状態になる。
ということになってしまう。
これは------
「スポーツの現場」(その場)で、適正に対処できなくてはならない。
 つまり、
アスレチックトレーナーという立場に関わっているのであれば、
□ ホリスティック・コンディショニングでいう『体軸の確保ができる能力』『体軸のチェックができる能力』が要求される。
ということである。

 本来的に、ホリスティック・コンディショニングは、アスリートの対処においては、
□ スポーツ現場で、体軸を崩すことなく、最善のコンディションでプレーできる身体状態に導いてやる。
□ 体軸の崩れる兆候を見出したら、速効で改善する。
ことを目的とするアプローチ法である。

 このような対処が可能な人材がスポーツ現場に控えていれば、わが国のスポーツ界は劇的に変わるであろう------と思われる。
 私は、多くの才能あるアスリートと接してきたが、ベストな状態でコンディショニングを実施しているケースは、片手でも余る程度であった。
その大半が、「よくぞ、このような状況下で頑張ってきたものだ」という思いが残るケースが大半であった。


 さて、話を戻す。
 この写真1を見ていただきたい。

写真1
右側のブレスレットおよび水晶球は、右脳に反応する性質があるものである。
一方、
左側のブレスレットおよび水晶球は、左脳に反応する性質があるものである。
註:この写真で捉えられる反応は、平成20年3月20日現在でのものである。
  今後、本体のエネルギーが変化すると、画像に示されるエネルギーも変化する可能性がある。

 通常では、私はほとんどブレスレットをすることはないが、時に身体(脳)がブレスレットをしたほうがよい、との反応を示すことがある。
 例えば、邪気が充満する現場に出向くときは、いずれか一方、場合によっては両方を手首に付けるのがよい、との反応を示すことがあった。脳が要求するとおりに対処すると、まったく問題が生じないことは、自分自身で実体験していることであった。

 邪気の話が出たので、ついでに申し述べておきたい。
 邪気を一杯に吸い込んでいるブレスレットでは、正常な肉体であっても、これを身に着けているだけで、身体が歪んで脚長差が生じてしまい、ほぼ全ての椎骨--骨盤が変位する------といった現象が起こる。
 これは、手首に巻くブレスレットの邪気が、「腕を流れる経絡エネルギー循環を妨げる」「身体全体の生体エネルギー循環に邪気が入り込む」からと思われる。
 このことは、実際にチェックされないと理解しづらいかもしれない。
しかし、
多くの人がブレスレットを身に付けている現状を鑑みると、見逃されているが、由々しき問題であると思われる。
邪気が蓄積されたブレスレットを浄化できる人は、多くはない。いや、実際にはホリスティック・コンディショニングに関わっている人以外では、ひじょうに少ないと思われる。
それ故、
未浄化のブレスレットを付け続けていることで、健康を損なう事態を、自ら招き込んでいる人は、予想を超えて多い。
大多数の人が、
□ ブレスレットが身体に良いと錯覚している(エネルギー磁場が反発しているケースが多い)。
□ 巷間に溢れかえっている健康・開運グッズの宣伝に踊らされて、自ら邪気を招いて(多くのグッズが怪しげなものである)、自分自身で不健康な状態を作り出してしまっている。

 例えば------水晶は自浄作用があるから、「邪気が溜まっても大丈夫」「太陽の光に当てたので、大丈夫」「塩をそばに置いといたので大丈夫」などと思い込んでいる。
だが、現状はそんなに甘いものではない。私は臨床を通して、体軸を崩す元凶として、幾度も「邪気ったブレスレットなどの宝飾品」を診てきたし、人の念が入ってしまっている多くの宝飾品が、生体エネルギー・バランスを崩すのを診てきたからである。


 話を戻す。
ところで、次の写真2を見ていただきたい。

写真2
この写真にあるブレスレット・水晶球は、「右脳にも左脳にも両方の脳に反応する」ブレスレットであり、水晶球なのである(但し、平成22年3月末日現在)。
それは、『陰』でもないし『陽』でもない。陰陽が統合されている------といったらよいのだろうか。
これらは、
体調が不調であっても、エネルギー場を整えて、正常な状態に導いてくれる作用がある------と、思われる。

右脳に反応する物質と左脳に反応する物質の他に、右脳にも左脳にも両方に反応する物質の相違とは、一体何か?

本稿での前提となるテーマが、「スピリチュアル」な「コンディショニング」についてのことなので、あえて表現すると------両方の脳に反応するものは、『生きている』ものなのである。
ここでいう『生きている』とは、高次元のエネルギー体が入っているものと捉えていただいたほうがよい。

 この写真からでは------敏感な方ならその違いを感知でき得るであろうが------多くの方は判らないと思われる。
 そこで------視覚化できるように、脚長差でのチェックをしたものが、次の写真である。


写真A:モデルは右短下肢である。
写真B:水晶が身体に触れると、脚長差が消失して、身体の歪みが消滅する。

 身体に歪みのある、つまり脚長差のある人に、左右両方の脳に正常なエネルギーを通す「生きている」ブレスレットを持たせると------全ての脚長差が消失して、正常な筋反射が回復される。
 このとき、身体を捻った状態で筋力チェックを行っても、全て正常な反応を示す。つまり------このブレスレットによって、生体エネルギー循環が正常化していることが判る。

これは一例である。
 このようなことは、「肉体」に焦点を当てているだけでは、決して理解できないであろう。「霊体(エネルギー体)」も含めたコンディショニングに視点をシフトしない限り、ベストのコンディションは見出せないことだけは、間違いのないことである。

 まだまだ、奥が深い。したがって、本シリーズはまだまだ続くことになる。

平成22年3月末日